P点は下記の5つの評価項目の合計より導き出されます。
項目 | 評価項目 | 最高点 | 最低点 | 係数 |
X1 | 工事種類別年間平均完成工事高 | 2,309 | 397 | 0.25 |
X2 | 自己資本額及び平均利益額 | 2,280 | 454 | 0.15 |
Y | 経営状況分析評点 | 1,595 | 0 | 0.2 |
Z | 技術職員・工事種類別年間平均元請完成工事高 | 2,441 | 456 | 0.25 |
W | その他審査項目 | 1,966 | ▲1,837 | 0.15 |
P | 総合評定値 | 2,159 | 6 |
X1
業種ごとの工事売上金額
売上ですので大きいほど評価が上がり、点数が高くなります。
建設業は業種の特性上、売上変動の波が大きいので当期・前期の2年平均か当期・前期・前々期の3年平均のどちらかを自社の状況に合わせて選択できるようになっています。
両者は比較し、より点数が高くなる方を選択すると良いでしょう。
X2
これまでの利益の積み重ねである自己資本を1年か2期平均で算出します。
本業の利益を指す営業利益に減価償却実施額を加えた利益を2年平均を平均利益額として算出します。
どれだけ利益が留保され、どれだけ利益を生み出しているか
Y
会社の財務状況を経営状況分析機関に審査してもらい評点が算出されます。
評点は8つの指標より導き出されます。
Z
(決算日時点)においての技術職員の在籍人数・保有資格と
工事売上金額のうち「元請」の売上金額の2つの観点を技術力として評価します。
W
建設業者として社会的責任を果たしているか
具体的には従業員に対しての退職金制度の有無や防災協定の締結、若手社員の育成・教育
近年の改正により女性活躍推進や子育て支援等