入札参加資格審査

公共工事を受注したい場合に、必要となる資格を審査します。
建設業者に点数をつけ、合計点で格付けを行います。
基本的には、受注金額の高い工事はより高い格付けであることが必要とされています。
審査は「客観的審査」と「主観的審査」に分類されます。
客観的審査は経営事項審査の総合点(P点)で評価されます。主な区分は経営規模、経営状況、技術力、その他社会性等になります。
一方、主観的審査は国、地方公共団体といった発注者の意向を取り入れ、点数に加減を設け評価されます。
客観的審査だけであると、規模の大きな業者や資本力のある業者が有利になってしまい地元業者や小規模な業者の参入が困難になってしまいます。
そこで主観的審査も踏まえ、審査することで、地元業者や小規模な業者にも格付けを上げる機会を増やしています。
加点項目は発注者である国や、地方公共団体の意向が反映され、それぞれは発注者ごとに異なってきます。