こんにちは。
今回は制度融資の話にも登場した信用保証協会について書いてみたいと思います。
信用保証協会とは 中小企業による借り入れをスムーズにすることを目的に設立された公的機関です。
金融機関とは異なり、保証の引き受けをするのみであって直接の融資は行ないません。
各都道府県に設立されており、そのエリア内の中小企業に対し業務を行っています。
中小企業が協会に保証人を依頼するかわりに保証料を支払います。
保証人であるので借り手である中小企業が経営状況の悪化などにより返済が長期間滞ってしまったなど一定の場合に、借り手である中小企業に代わって協会が金融機関に対し元金を弁済します。
これを代位弁済と言います。
その後は当然ですが中小企業の返済義務が消えるわけでなく、協会に対して債務を負うことになります。
このような状況になると金融面での信用を大きく傷つけてしまうことになります。
信用保証協会保証付き融資
メリット
・信用保証協会の保証があれば、金融機関から融資を受けやすくなる。
・長期(5年以上)の融資が受けやすい。
・金利が信用保証協会の保証なしで借りる時より安くなる場合がある。
デメリット
・信用保証協会へ支払う保証料が必要となる。
・保証を利用できない業種がある。
それではまた!