こんにちは。
今回は創業融資では最も身近であろう公庫(日本政策金融公庫)への申込について書きたいと思います。

1.相談予約

電話か公庫HPの申込フォームより申込みます。

2.事業所の最寄りの支店を訪問

1で予約した日に訪問し、担当者に直接相談します。
この際に創業計画書が用意できる様でしたら
持参すると、より具体的な相談ができます。
創業計画書の雛形は公庫HPからダウンロードも可能ですし、
任意の様式を使っても問題ありません。
また、全項目埋められなくても、可能な範囲で埋めていく
というスタンスでよろしいかと思います。

3.必要書類の準備

必要な書類は以下の通りです。
・創業計画書
・預金通帳のコピー
・源泉徴収票or確定申告書
・事業所が賃貸の場合は賃貸借契約書
・水道光熱費の支払が確認できるもの(コンビニ領収書)
・身分証明書(運転免許証など)
・設備投資が目的であれば見積書
・営業許可証・資格証・免許証など
※飲食店なら飲食店営業許可証、不動産業者なら宅建業許可証
 税理士、行政書士、弁護士などの士業であればその資格証
 といった具合です。
法人の場合は
上記に加え登記事項証明書が求められます。

4.借入申込書の記入

借入申込書を記入し提出します。
雛形は公庫HPよりダウンロードできます。
印鑑は個人の場合は実印、法人の場合は代表者印を押印

5.面談

借入申込書を提出後1週間~10日程度で面談が行われます。
面談までには事業計画書を完成させておくようにします。

6.事業所調査

担当者が実際に現場(店舗や工場)を訪れ、事業の実体を調査します。
例えば賃貸の場合は契約内容と実際の使途の間にズレがないかなどチェックされます。

7.融資決定

面談の内容や事業所調査が了した後、審査を経て融資が決定すると
その旨の連絡が来ます。
同時に送られてくる書類に必要事項を記入し返送します。
内容に誤り、記載漏れがなければ3営業日で指定口座へ
お金が振り込まれます。