こんにちは。
前回は公庫への申込手順について書きましたが、今回は制度融資について書きたいと思います。
制度融資とは都道府県や市町村などの自治体が中小企業や創業者の支援を目的で実施している
融資制度であり、自治体・金融機関・信用保証協会が一体となって行われます。
各自治体により対象者・要件・金利などが異なってきます。
１．金融機関を決める
制度融資は公庫とは異なり、融資を申し込む金融機関を自身で選びます。
信用組合、信用金庫、地方銀行、都市銀行(メガバンク)など
２.事前相談
金融機関が決まったら、申込みを検討している融資の種類を伝え、承諾を
取ります。
３.申込
申込書、事業計画書を商工会議所・商工会などを通じて自治体に提出します。
事業計画書は経営指導員のアドアイスを受けながら作成します。
また、融資あっ旋申込書が必要な場合には一緒に作成します。
提出書類の審査後、自治体より金融機関と信用保証協会にあっ旋書類が送付されます。
４.書類審査・面談
提出した書類は保証協会にて審査されます。
保証協会の審査をパスし、内諾を得ることができれば
最後に金融機関の審査を受けます。
５.融資決定
金融機関による審査をパスした場合には保証協会が判断した金額、金利などの条件に
基づき、口座に振り込まれます。
