こんにちは。
今回は融資における金融機関の選び方とその理由について書きたいと思います。

創業して、事業を運営していくのであれば金融機関との付き合いは切っても切れないものに
なるはずです。

メガバンク、都市銀行、地銀、信金、信組など様々な種類がありますが、それぞれの特徴を知って自社に合うのものはどれかと考えることは重要なことです。
何回かに分けて見ていこうと思います。

まず、メガバンクをはじめとした「大手」と呼ばれる金融機関ですが、こちらは一般の企業と同様に利潤の最大化を目的としますので、できるだけ効率よく、大きな金額を動かしたいと考えます。

それが結果的に規模の大きな企業に対しての接触のウエイトを大半にし、中小企業者に対して
は消極的になりがちです。

また行員1人あたりが抱える顧客数を考えても1社あたりに費やせる
時間は必然的に少なくなります。

しかしながら、デメリットばかりではありません。
「情報」や「人」が自然と集まってくるので自社のビジネスに
有利なパートナーや顧客を探すという点では有利かもしれません。

また、規模のメリットを活かして金利や各種手数料が比較的安く、全国展開のため
銀行口座を利用する上での利便性と知名度は優れています。

総合するとメガバンクは豊富な資金量を背景に大口の融資に強いのが特徴であって
中小企業者やベンチャー企業に対しては、それほど積極的な姿勢ではないのかなと
思います。