こんにちは。
今回は融資を申し込んだ後の面談について書きたいと思います。

面談の中身

金融機関で初めて融資を受ける場合には、金融機関の担当者による面
談が行われます。

提出した創業計画書をベースに書き込まれた内容について
確認されていきます。
面談では、主に次のようなことが聞かれます。

創業の動機

創業計画書にも記入欄がありますが、飾ったりせず、正直に答えれば良いでしょう。
記入しきれなかったことを補足するようなスタンス良いと思います。

なぜ、今回の融資が必要なのか?

融資の使いみちのことです。商品仕入や家賃、人件費などでしたら運転資金
土地や機械などでしたら設備資金に該当し、それぞれ必要な金額などを
伝えます。設備資金の場合は見積書があれば金額の説得力が増します。

返済はどのように行うのか?

借入した融資を返済するための根拠です。
借りた側は借りた時点(入金)で満足してしまい、その後の意識が薄れがちですが、
貸した側からすれば一番関心のある部分です。

どのような条件を希望するのか?(金利、返済期間など)

条件は希望する融資の種類、申込者の状況によって大きく変わってくるので
一概には言えませんが、金利や返済期間、据置期間の有無の確認です。

現在の経営の状況はどうなのか?

既に創業している場合は、売上の推移、いくら利益がどれ程かは間違いなく聞かれますので
従業員まかせにせず経営者自身が必ず把握しておく必要があります。

また、現在の経営状況が芳しくない場合は、改善するために今後どのように行動していくかを
できるだけ具体的な数値で示せるようにしておきたいところです。
 
時には内心、腹の立つ質問を受けることがありますが、それも審査の一環であり
経営者としての器量をテストされていると思った方が賢明です。