こんにちは。
今回は会社の事業目的について書きたいと思います。
会社設立の手続きの過程で商号(名称)を決定したら、続いて会社の事業目的を考えていきます。
会社として「すぐに行う事業」と「将来的に行う事業」の観点から探っていきます。
よく、定款に書かれた事業は実施しなければならないと思い込まれている方がいますが、
そんなことはありませんので安心してください。
飲食店営業、建設業、古物商、宅建業などの許認可申請時や金融機関から融資を受ける際には事業目的は厳しくチェックされます。
たった一言文言が抜けていただけでも認められないこともあります。
特に何かしらの許認可の取得を考えている場合は関係する役所に事前に相談しておくことをおススメします。
その手間を惜しみ、事業目的が合致していないと定款変更の必要に迫られ、登記費用などを考えると返って高くつきます。
事業目的の数は制限なく書けるため、たくさん書いておこうと思われるかもしれませんが
多くとも10くらいに留めておきましょう。
対外的に見た時に事業目的が多すぎると、どれが本業かわからなくなり
会社自体の信用を落としかねません。