こんにちは。
今回は許認可とは直接的な関係はありませんが建設業許可の取得する上で
重要な役割を果たす「建築士」資格について書いてみます。
建築士と建設業許可
建設業許可を取得するためには一定の資格または実務経験をもつ専任技術者というポジションにつく方が必要です
建築士が正にこの「一定の資格」の1つに該当します。
建設業には29業種あり、建築士がどの業種・区分の専任技術者になれるかは以下の通りです。
一級建築士
「建築一式工事」「大工工事」「屋根工事」「タイル・れんが・ブロック工事」「鋼構造物工事」「内装仕上工事」
特定・一般両方の専任技術者になることができます。
二級建築士
「建築一式工事」「大工工事」「タイル・れんが・ブロック工事」「内装仕上工事」
一般の専任技術者になることができます。
直ちに一級建築士受験可能
今までは建築系の学校を卒業後、最低2年間の実務経験が必要でしたが、改正後は
実務経験が不問になり直ちに受験可能になります。
そして、合格後に2年間の実務経験を積めば免許登録ができます。
また、二級建築士も資格を取得していれば直ちに受験可能になります。
直ちに二級建築士受験可能
指定科目の確認をおこなった大学・短大・高専等を卒業していれば直ちに受験可能になります。
施行日
令和2年3月1日より改正建築士法が施行され、同年の建築士試験より適用されることとなっています。