こんにちは。

今回は事業再構築促進補助金について書いてみたいと思います。
この補助金は政府のコロナ不況に対する追加経済政策の一環で昨年12月に閣議決定され、募集される新しい補助金です。

先週1月28日に令和2年度第3次補正予算が成立しました。
現時点では公募がまだ開始されていないので分かってる範囲になりますがまとめてみます。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴って事業モデルの転換や感染防止に取り組む事例、取り組み方針が示されています。

電子申請

JGrants(ジェイグランツ)という電子申請システムにより申請します。
なお、その際はGビズIDプライムというものが必要になるので予め取得しておく必要があります。GビズIDプライムの発行には、申請から通常2~3週間程度要するので本補助金の申請を検討している方は事前に取得していくの良いと思います。
https://gbiz-id.go.jp/top/

認定支援機関の協力

申請の要件に認定支援機関と事業計画を一緒に策定することが要求さらているため認定支援機関の協力が不可欠となります。
認定支援機関とは簡単に言うと中小企業の経営相談の窓口のようなもので金融機関、商工会議所、商工会、税理士、公認会計士などが代表的な機関です。

補助対象経費となるもの

建物費、建物改修費、設備費、システム購入費、外注費(加工、設計等)、研修費(教育訓練費等)、技術導入費(知的財産権導入に係る経費)、広告宣伝費・販売促進費(広告作成、媒体掲載、展示会出展等)等
ものづくり補助金と異なり、建物費、建物改修費、広告宣伝費・販売促進費が対象となってるのも特徴です。

申請開始時期

3月頃を予定

活用

新分野への事業展開業態転換などの取り組みや、事業再編またはこれらの取り組みを通じた規模の拡⼤、海外展開など、新たな一歩を踏み出すための設備投資を検討するのであれば、この「事業再構築補助金」の申請を検討されるのがいいと思います。
事業再構築に対して強い意欲をもつ中⼩企業の挑戦を支援するという趣旨の補助金です。