経審技術者の要件等
前回に続き、経審技術者関係になります。
雇用関係
①恒常的な雇用関係がある
恒常的な雇用とは月契約や短期バイトなど期間を定めた有期的ものではなくずっと雇用していると状態にあることをいいます。
６ヶ月を超える雇用関係がある
審査基準日までに入社後、６ヶ月超経過していることが必要であり、ぴったり６ヶ月では要件を満たしません。１日でも超えて在籍していることが求められます。
例えば、審査基準日が令和６年３月３１日の場合、６ヶ月前は令和５年１０月１日になるので、９月３０日以前に入社している必要があります。
※ただし、６５歳までの再雇用された技術者には６ヶ月超の要件は適用されず、期間を定めた有期雇用でも良いとされています。
③審査基準日に在籍していること
審査基準日に在籍していればOKであり、申請時に退職していても問題ありません。
担当業種
技術職員１名につき、２業種まで申請可能です。
１人の技術職員が、２つの資格で同一業種の技術職員として申請することはできません。
２業種の考え方は１資格から２業種を選択する方法と２資格から１業種ずつ選択する方法があります。
ex 土木施工管理技士→①土木②とび・土工・コンクリート
ex 土木施工管理技士と建築施工管理技士→①土木②建築
といった具合です。
