経審後から入札までの流れ
入札参加登録
経審の総合評定値(P点)を基に入札参加を希望する省庁、都道府県、市町村等に対し入札資格審査申請を行うことになります。
申請を受けつけている時期や受付期間が機関や自治体によって異なるので、希望の自治体の情報チェックを怠らず、機会を逃さないようにしましょう。
中には通年受け付けている機関や自治体もありますが、1年~2年に1度しか受け付けていないケースも数多く見受けられます。
申請時期を逃すとその後の入札に参加できないため機会損失となってしまいます。
申請先から参加資格の格付けが付与
希望する省庁、都道府県、市町村等が審査を行い、申請者である建設業者に参加資格を与えるか判断します。
経審の総合評定値(P点)と発注者独自の発注者別評価の合計点でランク付けがなされます。
一般的に格付けが上位ランクになる程、請負金額の大きな工事に入札参加できます。
これで晴れて入札参加資格業者名簿にあなたの名前が記載されることになり入札ができるようになります。
入札
入札を希望する工事案件を探します。
情報は役所のホームページでの公開が主流ですが、掲示板で公開されているケースもあります。また、一部有料になりますが、国土交通省の入札情報サイトや民間の入札情報サイトを利用して案件を探す方法もあります。
現在は電子入札が一般的になりつつあり、そのような自治体では、あらかじめID取得やパスワード設定が必要になるケースが多くなっています。
工事の詳細は公告されますので、内容を確認し、自社ので施工能力等を考慮し、入札の有無を検討します。
入札の参加方法には、指名競争入札、一般競争入札、随意契約などがあります。