こんにちは。
今回はお金について書いてみたいと思います。
起業を考えた時にまず気になるのはお金だと思います。
そして起業前後は何かとお金がかかります。
驚く早さで出ていきます。
当然ですよね、入ってくるものがないのだから。。。
事業を早く軌道に乗せたいと誰もが考えるはずです。
そこで「融資」という選択肢が出てきます。
今回は融資を考えた時に一般的な日本政策金融公庫の創業融資と都道府県の制度融資について簡単ではありますがご紹介します。
創業融資と制度融資
機関 | 日本政策金融公庫 | 各都道府県 |
種類 | 創業融資 | 制度融資 |
申込可能期間 | 開業前または事業開始後2期終了前まで | 開業前または事業開始後5年まで |
融資限度額 | 3,000万円 (うち運転資金1,500万円) |
設備資金3,000万円 運転資金1,500万円 |
自己資金 | 10分の1以上 | 不要 |
利率 | 年利2.5%程 | 年利1%台が多 |
返済期間 | 5年程度 | 設備資金10年以内 運転資金5年以内 |
担保・保証人 | 不要 | 信用保証協会 |
融資実行まで | 申し込みから1ヵ月程 | 申し込みから2ヵ月程 |
ポイントを比較
・申込期間は事業開始後5年まで可能とされている制度融資の方が有利です。
→創業融資の申込期間(事業開始後2期終了)が過ぎても、制度融資なら可能性あり。
・自己資金面では不要としている制度融資が有利です。
・申込から実際に振り込まれるまでのスピードは創業融資の方が早い。
→すぐに資金を確保したい場合は創業融資を考えた方がよい。
総合的に考えると制度融資の方が勝っているように思われます。
しかし
一見使い勝手のよさそうな制度融資ですが条件として信用保証協会の保証(保証料)が必要になります。
そして利率や保証料は各都道府県によって異なります。
ちなみに平成29年度現在、長野県では利率1.1% 保証料負担なしと起業家にとって優しい内容となっています^^